派遣社員として介護職で働くメリットとしては「様々な職場を見たり体験できる」ということがあげられる。

その場合、介護施設で働く期間は3ヶ月から半年が多いため、比較的短い期間で様々な職場を見ることができる。特に未経験の場合はその期間で仕事を体験して、自分にあっている仕事と判断すればそのまま仕事を続けていけばよく、万が一自分に合っていないと判断すれば契約が切れるタイミングで他の職業に転職をすればよい。

また、働き続ける場合はどの職場で働くか、どんな特徴を持つ職場で長期間働くかという視点から働いている職場を見ておいた方がよい。最終的に正社員として長期間安定して勤務したい場合、その視点を意識して日々の仕事に取り組むと、数多くある介護施設の正社員募集の求人からよいところを選ぶための指標になるからである。

派遣社員ならではの仕事としては他には「訪問介護」の仕事がある。訪問介護とはその名の通り要介護の認定をされた高齢者のお宅に訪問をして、車の乗り降りの介助やリハビリの訓練サポートなどの介護に関する仕事から、食事や入浴の手伝い、生活必需品の買い出しなど日常生活に関わるようなことのサポートを行う。この仕事は施設とは異なり、資格が必要としないため正社員が少なく残業や夜勤が殆ど無いという特徴がある。そのため、時間内できっちり働きたい場合や派遣ならではの仕事がしたい場合はこちらの仕事をしてみるのも考えてみてほしい。